ライバーが“そろそろ向き合った方がいい話”――確定申告、実はそこまで怖くない

ライバー事務所関連

12月になると、
配信の合間にふと頭をよぎる。

「確定申告……」

でも正直に言うと、
ちゃんと知っていれば

ライバーの確定申告は、
そこまで難しくない。

今回はライブタウンが、
ライバー案件を専門に扱う税理士に
かなり本音で話を聞いた。

しかも、

お酒が入っていて
だいぶ正直にお話いただきました。

「ライバーは、嫌われてるわけじゃない」

最初に出てきた言葉がこれ。

「税務署はライバーを敵だと思ってるわけじゃない」

ただし、

・入金元が分かりやすい
・金額がまとまっている
・でも知識が薄い人が多い

この3つが揃うと、
結果的にチェックされやすい。

だから大事なのは、
変なことをしない。

でも、損もしない。

このバランス。
まずはここだけ。

いちばん簡単な流れ。
難しい理屈は後。

【ライバー向け】ざっくり確定申告手順

❶年間の収入をまとめる
・配信アプリからの支払額
・事務所所属なら「自分の取り分」
❷経費を集める
・レシート
・クレカ明細
・メモでもOK
❸会計ソフトを使う
・freee
・マネーフォワード → 正直、どちらでもいい
❹できれば青色申告
・控除が大きい
・やる価値はある

「ここまでできたら、 もう8割終わってるよ」

【完全版】ライバー特化経費一覧

※グレー含む/考え方重視

配信機材・環境
・マイク/カメラ/ライト → 消耗品費/備品 ・配信用PC/タブレット → 工具器具備品 ※高額なら減価償却
・OBS用素材/プラグイン → 消耗品費

スマホ・通信
・スマホ端末 → 消耗品費/備品
・通信費 → 通信費 ※配信使用分を按分
・サブ端末 → 配信用なら説明しやすい

自宅配信ライバー向け(超重要)
・家賃 → 地代家賃 ※配信部屋の割合
・電気代 → 水道光熱費 ※配信時間ベース
・ネット回線 → 通信費

見た目・ブランディング系(ライバー特有)
・配信用衣装 → 消耗品費 ※私服兼用は説明が鍵
・コスプレ衣装 → ほぼ配信用ならOK
・美容院代 → 広告宣伝費/研究費
・ネイル・メイク用品 → 消耗品費

世界観・演出
・背景用インテリア → 消耗品費
・照明・装飾 → 消耗品費
・BGM/効果音素材 → 消耗品費

外出・人と会う系(グレー)
・カフェでの作業 → 会議費
・他ライバーとの情報交換 → 会議費/交際費
・イベント下見 → 旅費交通費

事務所・外部サポート
・事務所のマネジメント料 → 支払手数料/業務委託費 → 売上を得るための管理費用なので、 かなり通りやすい部類
※契約書・明細は必ず保存すること。

自分で使った投げ銭(グレー)
・自分が使った投げ銭 → 研究費/広告宣伝費(ケース次第)
考え方
・配信文化の研究
・演出、ランキング理解
・勉強目的の課金
※金額は常識的に
※全額計上は危険

メディア・外部コラボ
・ライブタウンとのコラボ費用 → 広告宣伝費/業務委託費
・記事掲載
・インタビュー
・企画参加 → 認知拡大
・集客目的なので素直に経費にしやすい。

とのこと。

税理士のひとこと

「経費って、“ダメかどうか”より、説明できるかどうか」

・配信との関係性
・金額の妥当性
・継続した活動実態

これが揃えば、
ライバーの経費は意外と認められる。

必ず読んでほしい注意事項

この記事は、
一般的な実務感覚をライバー向けにまとめたものです。

税金の最終判断は、
必ず自分で税務署または税理士に確認してください。

ここは、
本当に重要です。

最後に。

12月に読めたあなたは、
まだ余裕がある。

確定申告は、
才能でもセンスでもない。

知っているか、
知らないか。

今日できることは3つ

レシートをまとめる
経費を振り返る
会計ソフトを開く

それだけで、
春は驚くほど楽になる。

ライブタウンは、
“長く続けるライバー”を 本気で応援しています。

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